「としまえん」ネタバレあらすじとラスト解説【感想・評価・考察】

 

「としまえん」ネタバレあらすじ

【1】としまえんの呪い

遊園地のある噂を検証する動画で出演者が消えてしまうというハプニングがあった。

 

それは、としまえんの呪いという都市伝説として有名な話なのである。

 

早希(北原里英)は、行方不明になった由香(小宮有紗)の母に久しぶりに会った。

 

まだ買い手のつかない売り家の手入れに来ていたのだ。早希は、由香の母からとしまえんのチケットをもらう。

 

早希はチケットと一緒に、としまえんで一緒に撮った由香の写真をくれるという由香の母の申し出を断ってしまった。

 

長期留学する早希のために仲間が集まり、由香の噂話になり、面白半分で仲間たちは由香の空き家を訪ねてみるが、気味が悪くなり帰ることに。

 

その晩早希は、由香と遊園地のメリーゴーランドに乗っているところ由香が居なくなってしまう夢を見ていた。

 

早希は昨日集まった仲間5人で、としまえんに行った。

 

いろいろなアトラクションに乗り一通りはしゃいだあと、亜美が洋館を見てとしまえんの呪いを急に思い出す。

 

その呪いとは、「洋館の扉をたたくな、お化け屋敷で返事をするな、秘密の鏡をのぞくなそれを破ると秘密の場所に連れて行かれる。」というものである。

 

かやがふざけて洋館の扉をたたくと、中から係員が急に出て来て怖がる5人。

 

その後、かやにだけ発車のブザーが耳の中に響くのだった。

 

すると、かやが居なくなり、早希の白いショルダーバッグから血が滲んでいた。ショルダーバッグの中に血の付いた写真のようなものがグシャグシャになって入っていた。

 

早希は慌ててトイレのゴミ箱に写真を捨て、ショルダーバッグの血を水で流していると、かや(さいとうなり)から連絡が入る。

 

その電話のかやの声はノイズ交じりで「助けてお願い」と言って切れるのだった。不気味に感じた4人はかやを探して遊園地から帰ることにした。

 

【2】かやと亜美の罪

はぐれたかやは、由香が居た頃の高校の教室に迷い込んでいる。

 

用事があって誘いを断った由香をかやは責め、そして由香を抜いてカラオケに行ってしまった光景を見ていた。

 

かやはまた発車のブザーの音と「許さない」という言葉を聞いた。

 

4人がかやを探しているとまたかやから電話が入り、多分お化け屋敷にいるから早く来てと言われる。

 

さらに「早く入ってきて、助けて早く。」と電話が入った。

 

古い扉をたたいちゃダメと何度も何者かがいい、みんなはパニックを起こし、一番怖がりな亜美が皆とはぐれてしまう。

 

「亜美」と何者かが声をかけ、「わたしはここにいるよー。」と言うと亜美のラインに知らない人から「返事した?」と入り、亜美にも発車のブザーが聞こえるようになるのだった。

 

皆が亜美を見つけお化け屋敷から出ると、千秋(浅川梨奈)がぽつりと「としまえんの呪い」と呟く。

 

しかし、亜美はかやが見つかっていないのに帰りたいの一点張り。

 

亜美に続いて千秋も帰ろうと言い出し、そんな千秋に杏樹(小島藤子)は冷たいといい引き続き探しに行く。

 

母に迎えに来てもらおうとした亜美は、かやが見た高校の教室に迷い込んでいた。

 

そこには1人残された由香が居て、他の仲間たちは由香がノリが悪いため距離を置く相談をしていた。

 

一方、亜美を見かけた残された3人は後を追うとそこはミラーハウスだった。

 

としまえんの呪いの最後は、「秘密の鏡をのぞくな」それに気が付いた千秋は、ミラーハウスに入るのを拒否するが、杏樹は亜美のために入り、結局3人とも入った。

 

千秋はなんども帰ろうとするが、早希も杏樹も受け入れない。

 

ミラーハウスの鏡の中に写るゾンビ化した由香を千秋と杏樹は見てしまったのだ。

 

「あの時由香に何をしたか言いなさい。」と千秋は早沙に怒鳴った。

 

【3】としまえんから帰れない

3年前、由香を入れた6人でとしまえんにきた仲間達。

 

そこで、としまえんの呪いを検証する動画を由香に見せて実行させることになった。

 

乗り気ではない由香に地図を渡し、皆は行ってしまった。

 

由香は、動画を取りながら洋館の扉をたたいた。

 

残された3人は、その時の責任を擦り付け、そしてとしまえんから出ることにした。

 

しかし、出口への道は陥没していてその先に渡れなくなり絶望する。

 

としまえんから出られない。

 

そして、早沙と杏樹は、千秋が居ないことに気が付く。

 

その時千秋は、別の場所でとしまえんの呪いを解く方法が載っているサイトをみていて、その方法はメリーゴーランドに乗ることだった。

 

そして千秋にも発車のブザーが聞こえ、千秋のスマホに動画が流れそこには由香が写り「なんで教えてくれなかったの」と言うのだった。

 

早希は落ちていた千秋のスマホを見つけ動画を見ると「メリーゴーランドに乗ればみんな助かる。」という千秋のメッセージが流れた。

 

その千秋の後ろには由香が写っていた。

 

早希と杏樹は慌ててメリーゴーランドに行くが、メリーゴーランドは動かず、電気室に向かう。

 

二人はメリーゴーランドの電源を見つけ安心したが、遠くからオルゴールの音が聞こえそこには、小さなメリーゴーランドとさみしい、助けて、一人はイヤ、と書かれていた。

 

もっとよく見ると早希にあいたい、アイツラ許サナイなどとも書かれていて、同じ場所に仲間の写真があり、早希と杏樹以外の仲間の顔は歪んでいたのだ。

 

そして由香を見つけた恐怖からその場から走り去った。

 

慌てて電気室から出ようとした二人だが、杏樹だけ由香に引きずられてしまう。

 

杏樹が心配でもう一度電気室に入った早希が振り返ると由香がいた。

 

【ラスト】どこにも行かないでね

そして、また高校の教室。

 

由香が、沙希ととしまえんに子供の頃に行った写真を見せていた。

 

また一緒に行きたいという由香に早希はみんなで行こうと誘うのだった。

 

由香は早希にどこにも行かないでねと言っていた。

 

早希は由香に謝るのだった。

 

早希は1人でメリーゴーランドに乗るが、電源が落ちてしまう。

 

由香は、早希を追ってメリーゴーランドまでついてきた。

 

早希が置いてきた由香との写真を落としていき、由香は早希の腕を掴んだ。

 

医務室で目を覚ました早希は、あの日のことを思い出す。

 

としまえんの呪いをやりたくないと言う由香に、早希はやりたくないならいいんじゃないと言った後に、やはりやったらみんなが喜ぶんじゃないと言い換えた。

 

しかし、早希は「みんなにいい顔しすぎ、そんなに嫌われたくないの」と由香に言われ、みんなに嫌われたくないからと由香を置いていこうとしたため由香は、としまえんの呪いを実行した。

 

早希は、医務室で呪いが解かれたと思っていた最中、また由香が医務室に入って来て呪いは続く。

 

としまえんに遊びにきていた女子が、としまえんの呪いには続きがあって呪いを解かなかった子は、仲間とずっと秘密の部屋にいると言う。

 

その時、メリーゴーランドの前にある石造の目から血の涙が流れるのだった。

 

「としまえん」の感想・考察・評価

 

「ジグソウ:ソウレガシー」の評価:62点

 

としまえんは初級ホラーなので、ホラー好きには物足りないかも知れません。

 

ただ、ナチュラルないじめ経験者には怖い物語です。

 

メリーゴーランドの側に建つ石造。

 

その中に秘密の部屋があるような描写が何度かありますが、最後血の涙を流していたのでそうだったのだと思います。

 

そして、由香の母は、あえて早希に渡すためにあの日あの時間に空き家に居たのでしょう。

 

チケットの枚数と有効期限がそれを示しているように思います。

 

由香は、早希以外の仲間のことは嫌いだったけれど、それは由香が単に皆とは気が合わなかっただけで、リーダー格の杏樹はキツイ性格ではありますが、由香だけを攻撃していたようには見えませんでした。

 

由香は、早希に左右され過ぎたのでしょう。

 

学生時代にありがちな女子の生態をホラーで表すシュールな作品だと感じます。

 

>>サスペンエロティックスホラーのレビューへ