「地獄少女」ネタバレあらすじとラスト解説・感想・評価【森七菜が美人!】

地獄少女

 

「地獄少女」ネタバレあらすじ

【1】因縁の始まり

1965年。夕焼けが異様に赤い。大量のカラスに驚いた楓。一緒にいたはずの級友たちがいつの間にか姿を消している。床を軋ませ輪入道(麿赤兒)が近づく。

 

 

逃げ出す楓だが、骨女と一目連に阻まれてしまう。追い詰められて入った教室には地獄少女の閻魔あい(玉城ティナ)が居た。いっぺん死んでみる?というセリフと共に楓は渦に巻き込まれ教室の床に引き摺り込まれてしまう。一部始終を見届けた結衣が教室の影から姿をあらわす。自分をいじめる楓を地獄送りにした結衣は自責の念にかられるが、閻魔あいは後悔しても無駄だという。地獄送りは果たされてしまったのだ。

 

 

時は経ち2019年。年老いた結衣の病室に、息子の工藤仁(波岡一喜)が見舞いに来る。工藤は結衣が昔話をしていた地獄送りについて記事にしてもいいかと尋ねる。一度は拒否する結衣だが、自分のような人を少しでも減らしてほしいと承諾する。容態が急変し苦しむ結衣は地獄に行きたくないと願うが、次の瞬間亡くなってしまう。

 

 

お昼休みの教室、雑誌の記事を読みながら噂話をする女子高生たち。市川美保、咲香、典子、明日香たちだ。午前0時に地獄通信というWEBサイトにアクセスし、嫌いな人の名前を書くと地獄送りにしてくれるというが、依頼した人も死後は地獄に行くという情報に「わたしパス」と盛り上がる。そんな中、上の空で話題に入ってこない美保に咲香は突っかかる。

 

 美保はその晩カリスマ的シンガーの魔鬼のライブ会場へ行くが、人混みに紛れて美保の尻を弄る男がいる。

 

 

現場を目撃した南條遥は痴漢した男を暴行し制裁する。ライブが終わりお茶をするふたり。美保が助けてくれたお礼を言うと、可愛い女性が痴漢されるのを見逃せなかったという。

 

遥は以前からライブに来ている美保を気にかけていたのだ。そこに偶然、魔鬼が現れると遥が大胆に声をかける。遥の声を褒め、コーラスのオーディションを受けるように言う魔鬼。同じく魔鬼のコーラスに入る御厨早苗のライブのチケットを置いて立ち去って行った。

 

 

魔鬼がいなくなると、興奮して話す二人。遥はハッタリで強気に振る舞っていたのだ。手が震え汗をかいている遥の手を握る美保、友達ができたと微笑み合う。美保は早苗のライブの時間は学校があると断るが、関係ないと言う遥に困惑している様子だ。

 

【2】顔を傷つけられた少女

授業中の教室に本当に迎えに来てしまった遥が制止する教師に平手打ちをする。あんたのせいだと凄む咲香に立ち上がり平手打ちをする美保。ふたりは笑いながら教室を後にしライブに向かう。

 

 

魔鬼(藤田富)がライブを見守る中、不審な男、長岡拓郎がステージに上がり包丁で早苗の顔面を滅多刺しにしてしまう。偶然居合わせた工藤が拓郎を取り抑える。美保は、工藤が地獄通信の記事を書いた人だと気付く。

 

工藤は地獄通信の話を教えるから今度ご飯を一緒にしようと言い名刺を渡して去る。血塗れになってしまった絨毯を見て、穢されちゃったねと呟く遥であった。

 

 

帰宅した早苗は姿見に映った自身の顔を見て涙を流すし、自らの事件についてインターネットで検索する。その際に工藤が書いた地獄通信の記事が目に止まり、地獄通信を0時ぴったりにWEBサイトを検索し犯人の長岡拓郎の名前を送信すると、画面から手が出て来て早苗を捕まえる。

 

異空間の地獄の光景に叫び声を上げる早苗。すると場面が変わり、静かな湖畔に佇む閻魔あいが、願いを受け入れると依頼を受けた相手は地獄に落ちるが自身も死後に地獄に落ちると説明する。早苗がもとの世界に戻った時、赤い紐を解いたら地獄送りの契約が成立する人形を持っていた。

 

早苗は工藤と喫茶店で待ち合わせ、助けてもらったお礼を言う。工藤は本当に地獄少女に会ったのかと声を潜めて尋ね、人形の入った紙袋をこわごわと覗く。人を殺したら誰も普通には生きていけないからと、決して紐を解かないように説得する工藤だが、早苗はこんな傷があったらどうせ普通には生きられないと言う。早苗の席を覗き込んだ子どもが息を飲むが、母親にたしなめられてその場を去る。戻ってきて早苗に謝る子どもに、こちらこそ驚かせてごめんねと優しく言う早苗。

 

陽のあたる原っぱの中、遥と美保が事件のことを話している。犯人への義憤に燃える遥。くだらない世界は潰れてしまえと言う遥に、美保はこの世界にはわたしもいるよと言う。遥は慌てて前言撤回する。

 

弁護士が早苗の両親に拓郎の謝罪文を手渡す。早苗が封筒を開けるが、そこにはひどい内容が書かれていた。ざまあみろではじまる罵詈雑言に耐えかね絶叫する早苗。その晩、早苗は工藤を呼び出す。契約の瞬間を見せると言い人形の紐を解くと、すかさずカメラのシャッターを押す工藤。何が起きるか楽しみだねと無表情で言う早苗。拓郎は拘置所の独房から姿を消してしまった。

 

 

早苗の両親の前で土下座をする拓郎の母雅子に早苗は顔を上げるように言う。拓郎を自分が地獄通信を使って地獄に送ったと雅子に告げる早苗。それだけ言うと早苗は雅子に帰るように促す。

 

魔鬼のプロデュースによりデビューすることになった早苗。仮面をつけ顔を隠した早苗は悪魔に声を売り渡して帰ってきたと言う。ライブの最中突然照明が消える。雅子からの依頼で早苗を地獄送りしにきたのだ。もっと歌わせてと懇願するが、早苗は姿を消してしまう。

 

 

雅子は早苗の両親を訪ね早苗を地獄送りにしたことを告げる。復讐したければ持参した包丁で刺すように言う雅子を早苗の父は哀れむ。雅子は偽善者と罵り自ら首を切りつけ自殺してしまう。

 

 

【ラスト結末】遥を助けて

魔鬼に誘われたオーディションに参加し遥は合格した。早苗の替わりになるという遥に、誰かの替わりになるのではなく自分の純度を上げるように言う魔鬼。遥にカプセルに入った違法薬物「キャンディー」を勧める。

 

 

何も問わずにカプセルを飲みふたりはキスをする。魔鬼は美保に今後遥に近寄らないように命令する。遥を車で家に送る魔鬼。遥の実家はトタン造りの貧しい家屋だった。帰宅した遥が母親が殴る音が響く。家に来た美保は遥を責めるが、遥は2度と来るなと言い残して家に入ってしまう。

 

 

美保に相談された工藤は、魔鬼は危ない人間だと言う。洗脳されている遥を助けるために、工藤は魔鬼が「キャンディー」を摂取している写真を撮ってスクープしようと提案をする。工藤は遥を尾行するが魔鬼たちのリンチにあってしまう。

 

 

助けてほしいと懇願する工藤の前に閻魔あいが現れ、俺も地獄行きかよとぼやきながら絶命した。工藤が亡くなったことを知りショックで嘔吐してしまう美保。寝込みながらも魔鬼の配信をチェックする。魔鬼のライブホールDARK STARDUSTが完成し、新しい仲間として遥が紹介されている。工藤が殺されたことを知らないはずがないのに平然と笑顔で配信している遥に驚き、遥を変えてしまった魔鬼を地獄に落とすことに決め夜0時ちょうどにWEBサイトにアクセスし魔鬼の名前を送信する。

 

その晩ライブ会場に出向く美保。魔鬼たちの歌声が響く中、美保は人形の紐を解く。セットが落下し、生贄の遥は押し潰され死んでしまう。流れ出る血液を眺めながら神よ来れと絶叫する魔鬼だったが、目の前に現れたのは閻魔あいだった。

 

神が来たと勘違いしひざまずく魔鬼だったが、閻魔あいは否定する。神がいないなら俺が神になると叫ぶ魔鬼にいっぺん死んでみる?と閻魔あいが言うと周囲に花が生え花弁が飛び散る。死んだはずの工藤の持つナイフに刺される魔鬼。

 

現実世界では、なぜか怯えて絶叫している魔鬼を唖然とした様子で皆が見つめている。同じようにセットが落下するが、遥のもとに落ちそうになったところを美穂が駆けつけ助ける。替わりに下敷きになったかのように見えた魔鬼は失踪してしまった。

 

いつかの原っぱで遥とふたり佇む美保は何かに引き摺り込まれる夢を見てしまい怯える。心配して謝る遥。抱きしめ合う二人の頭上にたくさんのカラスの鳴き声が響いた。

 

 

「地獄少女」の感想・考察・評価【森七菜がかわいい】

 

「地獄少女」の評価:64点

 

2005年にアニメとして放送されて以来、漫画やゲームなど様々な媒体でシリーズ化している「地獄少女」の実写版映画です。いっぺん死んでみる?という決め台詞に聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。

 

復讐したい人間を地獄送りにできるWEBサイト「地獄通信」。依頼した人間も仕事地獄に落ちるという取引になるので、どう転んでもスッキリとした結末にはなりません。 工藤の母親の時代から続く負の連鎖を断ち切る目的で「地獄通信」のことを記事にしたのは失敗だったと言えます。存在を知らなかったら使うこともないですからね。

 

他にも、早苗はソロデビューできることになったのなら犯人を地獄送りにするのは早計だったのではとか、モヤモヤが残るポイントがいくつもあります。勧善懲悪者ではないと認識した上で不条理な感じを楽しむ作品と言えます。

 

嬉しい特典としては登場人物が全員漏れなく美形です。閻魔あいは玉城ティナさん、骨女に橋本マナミさん、御厨早苗に大場美奈さんが抜擢されています。

 

 

その中でも特筆すべきは市川美保役の森七菜さん。本作の隠れ主演と言っても過言ではないほど出番が多く、可愛いお顔をずっと見ていられるので癒されます。

 

 

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