「ラスト・シフト 最期の夜勤」ネタバレあらすじと感想・評価【やりすぎなシーンが多いホラー映画】

ラストシフト

 

「ラスト・シフト 最期の夜勤」」ネタバレあらすじ

1.閉鎖された警察署での夜勤

新米女性警察官ローレンは、近々取り壊し予定であるサンフォード警察の旧建物で宿直をするよう命じられる。この日現場に着く前、ローレンを心配した母親が彼女に電話をかけてきた。警察官であった彼女の父親もある事件に携わり殉職したため、母親は神経過敏になっているのだ。

 

しかし、ここでの彼女の任務は廃品回収業者へ押収品を渡すという対応のみである。コーエン巡査部長は引き継ぎの際、留置所には絶対に行くなと警告した。

 

コーエンが去り、ローレンは1人きりとなる。廊下では不気味に蛍光灯が点滅しており、それを眺めていると電話が鳴った。電話口では少女が「助けて、監禁された」と言うが、途中で途切れてしまう。

 

通常、このような通報の電話は、新庁舎に転送されるはずであった。よってローレンがこの件を新庁舎に報告した際、向うの警察官も不審に思う。

 

そうこうしているとホームレスの男がいつの間にか建物の中に入っていたため、ローレンは彼を追い出す。

 

庁舎内には不穏な空気が流れており、男子トイレは酷く汚れていた。その後ローレンはロッカールームに向かい、鍵の刺さったロッカーを見つける。

 

中を開けてみると子供の頃のローレンが父親と写っている写真があった。思い出に浸るローレン。しかし彼女がふっと顔を上げると、今まで閉じていた筈のロッカーの扉が全て開いており、ギョッとさせられる。

 

宿直室にまたさきほどの少女から電話があった。電話は途中で切れたが、女の子の名がモニカであることが分かる。

 

2.悪魔教信者ペイモンの率いるカルト集団

更に産廃業者のジョーから連絡が入り、問題が発生した為、予定していた到着時間より遅くなると言われる。ローレンはモニカの件で再度新庁舎に電話をかけ、緊急通報を受けたと連絡するが、次に彼女から電話があった際は911番を案内するように言われた。

 

その後外部で大きな音がしたため、ローレンがそちらへ向かうと、先程のホームレスの男がまた建物の中に入っているのを目撃する。

 

ローレンは、留置所に入れるつもりで男に手錠を掛けた。しかし突如停電が起こり留置所の扉が開かなくなったため、彼女も留置所の中に閉じ込められてしまう。

 

真っ暗の中で、ローレンは不気味な女の人の声を聞いた。

 

しばらくすると電気が点き、留置所の扉も開いた。ローレンは廊下に出て、気持ちを落ち着かせるために警察官の心得を唱えた。宿直室に戻った彼女は、コーエンに電話するが留守電である。その後、ふと天井を見上げると「SOW」すなわち「雌豚」という文字が書かれていた。

 

他にも侵入者がいるのではないかと疑ったローレンは、建物の中の見回りを始めた。裏口の扉を開けると、そこでマリーゴルドという女性がタバコを吸っているのを見つける。

 

マリーゴルドはペイモンが率いる犯罪カルト・ファミリーの話をした。奇遇にも、この事件はローレンの父が殉職した事件だったのだ。マリゴールドはローレンに、少女を監禁し残忍に殺したペイモン達がこの警察署に収容されていたと教え、その後去って行った。

 

3.おどろおどろしい出来事の連続

そこでまた電話が鳴ったため、宿直の部屋へ戻る。電話はやはりモニカからであり、彼女がペイモンの事件と関係していることが判明した。

 

その後、プライス巡査という謎の男がローレンを心配し訪ねてきた。プライスは、亡くなったローレンの父を知っていると言う。しかしプライスは「もう行かないと!」と言い、部屋を後にした。

 

ローレンは彼の後ろ姿を見て、ハッとする。プライスの後頭部にはぽっかりと穴が開いており、これにより彼が幽霊であったと悟った。ローレンはその後も様々な怪奇現象を目にするが、いざ銃を構えるとそこには誰もいなかった。

 

その後、ホームレスの男が騒ぎ出したので、留置所の方へ向かう。男はここから出してくれと懇願するが、ローレンはそれに応じなかった。男の向こう側には、3人ぐらい人が首を吊っているのがほんの数秒だけ見える。その後、奇妙な歌声が聞こえ更衣室の方へ向かうと、少女たちが血に染まった枕カバーを被っていた。

 

あまりのおっかなさに耐えられなくなったローレンはもう1度コーエンに電話をかけるが、冷たくあしらわれる。その後またモニカから逃亡に成功したとの電話が入るが、彼女が自分の居場所を伝えたところで、電話が途切れた。

 

ラスト結末.呪われた建物

ローレンは新庁舎に電話をするが、警察の調べでモニカという女の子は1年前に死亡していたと分かる。またその警察官から、このビルの心霊現象について聞かされた。

 

この警察署が閉鎖され取り壊しとなったのは、そのせいだったのだ。廊下にはペイモンに殺害された少女らの写真がずらりと並び、それらが一斉に燃え始めた。

 

その後、気が付くとローレンは廊下で気絶していた。そしてペイモンの熱狂的な信者に拳銃を奪われた事に気付く。

 

しかし、信者はその日がペイモンの1周忌だったため、その銃を使いあっさり自殺した。更に宿直室にはモニカの亡霊が現れ、「死にたくない」と言ってローレンに歩み寄る。その後モニカの霊は消えたが、ローレンは完全にパニックに陥っていた。

 

そんな時携帯が鳴り、出てみるとそれは今は亡きローレンの父親からだった。ローレンは、嬉しさのあまり涙を流す。父親は自分を殺した奴がこの建物の中にいるから、対処するように言った。

 

その後3人の不法侵入者が現れたので、ローレンは彼らを1人ずつ殺していく。そこに突然コーエンが現れ、ローレンの胸を撃った。

 

ローレンは、先程連絡を取った廃品回収業者の作業員達をペイモンの信者の生き残りだと勘違いし、殺してしまったのだった。

 

「ラスト・シフト 最期の夜勤」の感想・考察・評価

 

「ラスト・シフト 最期の夜勤」の評価:79点

 

この映画は2014年に制作されたアメリカのホラー映画です。本作品はホラー映画という括りですが、やり過ぎ感溢れる珍シーンが所々に見受けられます。

 

確かに劇中のホラー描写はグロテスクでもありますが、電話機が過剰に震えるシーンなどは、大げさすぎてもはやコメディの域と言っても過言ではありません。

 

よって本格派のホラー映画ファンの中には、思わず吹き出してしまったという方もいらっしゃるでしょう。ホラー作品として楽しむこともできますが、意外性のあるバッドエンドを堪能するといった趣の作品です。

 

加えてこの映画がホラー作品として優れている点は、演出が派手である分ドッキリ要素が多いところが挙げられます。更に閉鎖された警察署を舞台にするといったシチュエーションも独特なので、ある種の新鮮さも味わえるでしょう。

 

作品の尺が短い上、ハイテンポでストーリーが進むため、中だるみも感じさせられません。ちょっとした気分転換に鑑賞するB級ホラーとして、最適です。

 

 

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